プラスプラス開発者ブログ

岩手県盛岡市のシステム開発会社「株式会社プラスプラス」の開発者ブログです。

Looking Glass でアプリを動かす!!

今月はもう無理っすの「軽く熊」です。
裏でまた新規デイバス対応作業してました…。

今回は裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass」なる
面白いデバイスに触れましたが、こういうものは
一体どんな人が思いつくんでしょうね…次元が違います。


なんでも2019年に日本で行われた
クラウンドファンディングが成功したら生産販売では
目標額 5,000,000 円に対して集まった金額が
10倍近い約 48,000,000 円ッ!


現在は公式サイトから購入可能です。(日本語は無いよ。)

そんなこんなで Looking Glass 対応の作業を行いましたが、
フルスクリーンで描画しないと正しく表示されずに2Dっぽくなるのと、
表示したい3Dオブジェクトを LookingGlass のカメラ範囲(Size, Near, Far)に
納める必要がある事に注意すればそんなに難しくは無いと思います。

ただし、カメラ範囲に納める調整がかなり面倒だったりします。
基本的にピントが合う LookingGlass のカメラ範囲の中心点に
表示すべき3Dオブジェクトを配置する必要があります。

表示すべきキャラクターが移動しまくるとピントから外れる位置に
移動する可能性があるのでそういったコンテンツには向きません。

また、トゥーンレンダリングされた3Dオブジェクトも
立体には見えづらいように感じました。

LookingGlass 表示でピントが合った状態で3Dオブジェクトを
グリグリ回すとかなり3D感が出て来てVRみたいに酔いました。

グラボ無し環境で対応作業しましたがクオリティを上げると
4~10fps程度しか出なかったので LookingGlass で開発する場合は
グラボを搭載をお勧めしまーす。
(グラボは支給されたけどマザボに刺すの面倒だったし…)

えっ? いつ公開?
あ”ー、今回の LookingGlass 対応はイベント用の一点ものなんですよー。

シリーズ記事
3tene 要望が多かったあの機器に対応
Looking Glass でアプリを動かす!! ← この記事だよ!
3teneFT 新バージョンがッ
3teneSTUDIO のリリース!
3teneのVR強化計画
3tene 簡易説明書作成計画
3tene 新たな機器に対応中?